はねこし峡(下仁田町白山)
下仁田町の中央を流れる鏑川の名勝である「はねこし峡」は、川を跳んで渡れるくらいの峡谷ということから「跳越」と名付けられました。
ここは、数千万年前の硬い岩盤を鏑川が流れているので、川幅が横には広がらず、下へ下へ削られた結果、このように見事な渓谷を創り出しています。
下仁田町は、昨年九月、日本ジオパークに認定され、「多様な大地の変動から古代人の足音まで」をテーマに、現在世界ジオパークの登録に向け活動を行っています。
ジオパークとは、大地の公園とも呼ばれ、その地域特有の地形や地層から大地の歴史や人との関わりを知ることができる自然公園のことです。
下仁田ねぎとコンニャクなどの農作物もこの大地からの贈物です。
下仁田ジオパークは、はねこし峡を始め、世界的レベルの地質学的な資源があり、日本列島誕生の秘密を秘めているともいえるような場所なのです。
案内マップ
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