那須与一の渡井戸(甘楽町秋畑)

 那須与一の渡井戸は、甘楽町秋畑那須地区に位置しています。

 那須地区内には、平家物語に登場する鎌倉時代の武将、那須与一公が住み弓矢の練習をしていたことから的場と言われる地名があります。この他にも与一公に関わる地名が、数多く残っています。

 渡井戸は、的場で弓矢の練習をしたあと、谷を渡り涌き水を飲みに来ていたことが、名前の由来と言われています。

 この井戸は、たたみ6畳ほどの広さで、豊富な水が枯れることなく湧き出ています。建物内には、大正4年と年銘が記された水神様が祀られ、涌き水が枯れないように守っています。平成6年3月、地域住民によって「古代名水那須与一の渡井戸」の碑を建立しています。毎年12月に、地元住民によるお祭りが催され、次世代へ語り継がれています。

案内マップ

那須与一の渡井戸(甘楽町秋畑)

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