白倉神社[本宮](甘楽町白倉)

 白倉神社(本宮)は、甘楽町にある天狗山の山中に位置します。天狗山の登山口は、白倉登山口と轟登山口がありますが、白倉神社へは轟登山口から向かう方が近く、轟登山口から20分程度山道を登ると岩の上に建つ社殿が現れます。  白倉神社は、奈良時代の和銅元年(708年)、多胡郡の郡司と伝えられる小幡羊太夫宗勝の鉱物開発に伴い、鉱物の神とされる金山彦命を御祭神と定め祀り、宝亀3年(772年)に社殿が建てられたと伝えられています。この地に古くから伝わる天狗信仰も合わさり、地元では「白倉のお天狗さま」として親しまれ、境内には2体の天狗の石像が祀られています。  現在、例祭などの神事は麓にある里宮で行われるようになりましたが、本宮は今も厳かな空気を漂わせています。

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白倉神社[本宮](甘楽町白倉)

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