妙義神社(妙義町妙義)

 妙義神社は、奇岩と怪石で名高い妙義山の主峰、白雲山の中腹に位置しています。  この神社の創建は「宣化天皇の2年(537)に鎮祭せり」と社記にあり、元は波己曽の大神と称し後に妙義と改められたそうです。   古くより崇め敬われ、開運・商売繁昌の神、火防の神、学業児童の神、縁結の神、農耕・養蚕の神として広く世に知られ関東・甲信越地区から多くの参拝者が訪れます。  鮮やかな朱色の総門をくぐり、参道石段を登ると見事に装飾が施された唐門が見えてきます。  総門は、もとは白雲山石塔寺の仁王門で安永2年(1773年)の建造で、唐門は宝暦6年(1756年)の建造になります。  唐門をくぐると黒漆塗り権現造りで多くの素晴らしい彫刻が各所に施された本社(本殿・幣殿・拝殿)があります。  拝殿には、上り龍、下り龍が対をなし鶴や鷹、とんび等の彫刻がされ、繊細或いは雄渾な技術は江戸からの彫刻師が彫りあげたと伝えられています。

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妙義神社(妙義町妙義)

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