𠮷澤進さん
オクラの生産
オクラ生産部の吉澤進さん(79)は、定年帰農で農業を始めて15年目になります。オクラ栽培は6年前から始め、奥さんと一緒に5アールの畑で栽培を行っています。
栽培を始めたきっかけについてお聞きすると「初期投資が少なく、妻から花がきれいだからやってみたいと言われたからです。ただ、実際に始めるとオクラの細かいトゲで手が荒れるなど大変なこともありました。試行錯誤を重ね、今は材質の違う手袋を何重もするなどして乗り切っています。」と話してくれました。
オクラ生産部については「栽培を始めるにあたり、生産部の皆さんが親身になってやり方を教えてくれたおかげで、何とか栽培を定着することができました。皆さんに教えて頂いた手前、良いものを出さなければという思いでやっています。」と笑顔で答えてくれました。
最後に「オクラの栽培は苦労もありますが、単収は割と良いと感じています。また農業で体を動かすことが自分たちの健康のためにもなっています。これからも、体が動く限り栽培を続けていきたい。」と力強く語ってくれました。