山田貴之さん
下仁田葱・インゲン・露地ナス・玉葱の生産
「両親が農業を営み、健在なことから高校卒業後、すぐに就職しました。仕事が休みのときは家業の手伝いをしていました。日頃の疲れで父の体調が悪くなり、家業を継がなくてはと思っていました。26歳のときに決心し、会社を辞め就農しました。両親から指導を受け、近隣のベテラン農家で手伝いをしながら技術や相談をして学び、日々勉強しています。これからも品質向上を目指し、良い物が出荷できるようにしていきたいです。」と話してくれたのは富岡市神農原の山田貴之さん(40)。
山田さんは、就農13年目の若手農家で、母親と一緒に40aの畑で下仁田葱、ハウス2棟でインゲン、露地ナス15aで700本、玉葱5aなどの生産に取り組んでいます。
農業をする上での喜びは、「精魂込めて育てた物が、無事に収穫することができ出荷したときが嬉しい。」と笑顔で答えてくれました。
良い物を作る上で心掛けていることは、「インゲンは温度調整に気を付けるようにしています。また、購入してくれる相手のことを考え品質の良い物を選別し出荷するように心掛けています。」と話してくれました。
趣味をお聞きしたところ「車やバイクでドライブすること。県内外のいろいろな所へ行ってきました。35歳のときに消防団へ入団してからは行けませんが、今は消防団の活動に力をいれています。」と楽しそうに答えてくれました。
今後の抱負をお聞きしたところ「主要作物の栽培面積を増やしていく。また、ほうれん草やキュウリなど新たに栽培を考えるとともに、ハウスの建て替えや棟数を増やしていきたい。」と力強く語ってくれました。