山田 始さん
イチゴの生産
「親が始めたイチゴの栽培を引き継ぎました。もうすぐ就農50年になります。」と話してくれたのは、苺生産部部長の山田始さん(66)。山田さんは、奥さんと息子さんと一緒に15アールのハウスでイチゴの栽培をしています。
良いものを作るうえで心がけていることをお聞きすると「土壌消毒は薬剤を使わないで太陽熱消毒をしています。夏の暑い時期に手間のかかる作業をしなければいけませんが、程よく消毒ができ、糖度の高いイチゴができるようになります。」と答えてくれました。
生産部に入って良かったことは「講習会などで新しい技術を学べることや、他の部員と栽培について情報交換ができることです。」と話してくれました。
今後の抱負をお聞きすると「ハウスに自動換気装置を取り入れるなど、省力化を図り、その分、品質がより良いものを作るようにしていきたい。また、管内の栽培農家が減少していますので、産地強化のためにも、新しくイチゴ栽培を始める方がいたら手助けをしていきたい。」と力強く語ってくれました。