佐々木武志さん
豚の飼育と玉葱の生産
「祖父母、両親と農業を営み幼少の頃から仕事を見ていました。農家の長男に生まれ、いずれは家業を継がなければと思っていました。大学卒業後は、社会勉強を兼ね都内の会社に就職し、25歳の時に地元へ戻り就農しました。両親から指導を受け、養豚部会員に技術を学びJAの畜産担当に相談しながら日々勉強しています。これからも品質の良い物が出荷できるようにしていきたいです。」と話してくれたのは富岡市岡本の佐々木武志さん(42)。
佐々木さんは、就農17年目の農家で家族とともに豚1000頭の飼育と2haの畑で玉葱の生産に取り組んでいます。
良い物を作る上で心掛けていることは、「作物にしても豚にしてもこまめに状況を把握することで早期対応ができるように心掛けています。」と話してくれました。
農業する上での喜びは「豚が病気にならずに育ち無事出荷できた時や玉葱を食べた人から『甘くて美味しい』と言われた時が嬉しい。」と笑顔で答えてくれました。
趣味は「子供が野球をしているので、一緒にキャッチボールをすること。今は、子供が所属しているチームの監督をしている。」と照れくさそうに話してくれました。
今後の抱負をお聞きしたところ「豚は預託で飼育しており、頭数も多いことから自動化ができる作業を徐々に増やすことで労力やコスト削減を図り最小限の人数で管理していく。オートメーション化での飼育を軌道にのせるとともに規模拡大や法人化を目指していきたい。」と力強く語ってくれました。