久保増夫さん
トルコギキョウ・デルフィニウムなどの花卉、花木を栽培
「農家の長男に生まれ家業を継ぐのが当たり前で、幼少の頃から両親の手伝いをしていました。
当時は、養蚕や米麦などをしていました。
中学時代に限られた土地で何か出来ないかと考え、施設園芸しかないと思い農業高校に進学しました。
卒業後は、技術を身につけるため2年研修を受けてから就農しすぐにハウスを作りました。
切り花生産部の先輩や仲間に栽培や技術などを学ぶほか、情報交換をしながら勉強中ではありますが、納得のいく良い物を育てていきたいです。」と話してくれたのは富岡市相野田の久保増夫さん(62)。
久保さんは、就農42年目のベテラン農家で、奥さんと一緒にハウス10棟で花卉や花木栽培に取り組んでいます。
良い物を作る上で心掛けていることは、「毎日ハウスを巡回し花を観察することで、何を求めているかが少しずつ分かる。植物を第一に考えて行動するよう心掛けています。」と話してくれました。
趣味は「仕事が終わった後の晩酌と猫が好きでブリーダーをしている」と優しい目で答えてくれました。
今後の抱負をお聞きしたところ「若手の足を引っ張らないように気合を入れて良い物を育てるとともに若手に負けないように頑張っていきたい。」と力強く語ってくれました。